先日タカラスタンダード熊谷ショールームにて研修会に参加して来ました。
まずは、所長の石村さんによる座学からスタートです。(距離をとり、充分な換気の元に実施しております。)タカラスタンダードの歴史、ホーローの歴史から、コロナ禍におけるリフォーム需要など幅広いお話を伺いました。
タカラスタンダードこだわりのホーローは、ガラスと鉄を融合したものです。水、熱、ニオイに強く見た目も美しいガラスですが、割れやすいのがデメリット。そのデメリットを鉄と融合することで克服した、鉄の強さとガラスの美しさを合わせ持つ夢の素材が「ホーロー」です。ホーローは漢字で「琺瑯」と書きます。英語ではEnamel(エナメル)です。フェラーリのエンブレムもホーローで出来ているのには驚きました。
ホーローの素晴らしさを石村さんが実演で説明してくれました。
ホーローパネルに油性マジックで「油」と書いた後にぐしゃぐしゃっと。(なぜぐしゃぐしゃっと?)そこに霧吹きで水をかけただけで、油性マジックで書いた「油」が流れてしまいました。油性なのに水性のようですよ。
スゴイ!
次はライターの火で炙リました。煤が着きましたがサッと一拭きで元通り。変形も変色もしていません。あえて言うならライターで炙った弊社スタッフが驚愕で変顔になりました。
スゴイ!!
そして、筋肉ムキムキの屈強な弊社スタッフが金属たわしでゴシッ!ゴシッ!と擦っても傷ひとつ付きませんでした。傷ついたのは力自慢の弊社スタッフのプライドでした。
スゴイ!!!
最後に石村さんがハンマーでホーローパネルを叩きまくりました。ちょっと恐怖を感じて写真を撮り忘れました。それでも傷は付きませんし凹みもしません。(以前の実演時のちょっと凹んだ痕が残っていましたが、どれだけの力で叩いたのか…)
本当にスゴイ!!!!
さらに、ニオイも染み込まない。マグネットが付くので取り出しやすい収納を作ることもできる。まさにキッチンのための理想の素材「ホーロー」。自宅のキッチンをタカラスタンダードにリフォームしたくなりました。
座学を終え、次はショールームで実際の商品を見ながら機能の説明や、使い心地の体験をしました。システムキッチン、洗面化粧台、トイレ、ユニットバス、給湯器など、全商品があるのではないかというくらい多数展示されていました。一つ一つ特徴を丁寧に解説していただきました。
中でも気になったのが「ぴったりサイズシステムバス」です。間口・奥行が2.5cm刻みでサイズオーダーできる上、梁や柱があってもその部分だけよけてリフォーム工事ができるって凄くないですか。もうひとつ「システムキッチン リフィット」も気になりました。間口1cm刻みの仕上げに対応していて、まさにリフォームのために作られた商品です。無駄なスペースを省き、収納スペースを広げ、美しいキッチンにリフォームできるなんて感動ものですね。
輝くホーローパネルの豊富なカラーバリエーションも直接確認できます。
レンジフードもホーローなので、油汚れもサッと一拭き。お手入れがカンタンです。
人気の調理器具ル・クルーゼ、こちらもホーロー製です。ホーローパネルとマッチしますね。
シンクの下に食器洗い乾燥機が設置できるのはホーローパネルを使用しているからです。シンク下なら食器をセットするときの水垂れも気になりませんね。
ショールームで気になったのは商品だけではありません。商品を引き立てる小物や照明がとってもおしゃれで、リフォームする時の参考になります。こんな素敵な空間になったら料理の腕も上がりそうですね。
換気はもちろんですが、アルコール消毒や使い捨ての手袋など、充分なコロナ対策をしていました。
お土産にシステムキッチンを印刷したボックスティッシュ「タカラ箱」をいただきました(笑
タカラスタンダード熊谷営業所所長の石村さん・大野さん・塩澤さん、セッティングしてくれたソーゴーの小林さん、ありがとうございました。